初心者でもわかる 足場の種類と特徴

2025.08.06

●初心者でもわかる足場について
こんにちは。なんき足場の事務員です!
足場について、基本的なことをまとめてみました!

🔧 足場工事の主な種類と特徴

足場には用途や現場環境によってさまざまな種類があります。
代表的な足場は以下の通りです。


1. 【くさび式足場(ビケ足場)】

🔹特徴:

  • ハンマー1本で組立・解体が可能(スピーディー)

  • 中・低層住宅の現場に多く使われる

  • コンパクトに運べて運搬効率も良い

🔹主な用途:

  • 一般住宅の外壁塗装、屋根工事、新築・改修工事など


2. 【枠組足場】

🔹特徴:

  • 鋼製の枠を組んでつくる強固な足場

  • 安定感があり、資材や工具を多く使う現場に向いている

  • 作業床の幅も広く、高層建築にも対応

🔹主な用途:

  • 中高層ビル、マンション、工場、公共施設などの新築・改修工事


3. 【単管足場】

🔹特徴:

  • 鋼管とクランプで自由に組み上げる足場

  • 狭い場所や変形地など柔軟に対応可能

  • 経験と知識がないと組立に時間がかかる

🔹主な用途:

  • 狭小地の住宅、設備メンテナンス、仮設の看板設置など


4. 【吊り足場】

🔹特徴:

  • 上から吊り下げるタイプの足場

  • 下に足場が組めない場所でも作業可能(橋梁やプラント)

🔹主な用途:

  • 橋梁の補修、ダム・トンネル工事、高所の点検など


5. 【移動式足場(ローリングタワー)】

🔹特徴:

  • キャスター付きで移動可能

  • 組立てが簡単で小規模な作業に便利

🔹主な用途:

  • 屋内作業、天井の補修、照明・空調設備工事など


💡まとめ(比較早見表)

足場種類 得意分野 特徴 主な現場
くさび式 戸建て住宅 組立が早く、運搬しやすい 塗装・屋根工事
枠組 中高層ビル 頑丈で作業床が広い ビル・工場
単管 狭小地・変形地 自由度が高いが手間がかかる 難しい地形
吊り足場 足場設置不可地 下に空間が必要な場所も対応可 橋・ダム
移動式 室内・短期 移動が簡単で軽作業向き 内装工事

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